名古屋でミュージカルダンスを始めたい人へ。初心者さんの“芽が出る瞬間”
- 伊勢 順バレエ団
- 34 分前
- 読了時間: 2分

スタジオでは、バレエやミュージカルダンス、テーマパークダンス、ジャズダンスなど、
いろいろなジャンルのダンスを 本格的な衣裳つき で披露する「スタジオパフォーマンス」を行っています。
衣裳や小道具はすべてお貸ししているので、初めてでも安心して舞台に立てるんです。
構成・振付・演出も、実際の舞台と同じ条件で進んでいくので、“本物のステージ”さながら。
この経験をきっかけに、オーディションに合格した生徒さんもたくさんいます。
今日は、新年のスタジオパフォーマンスに向けたレッスンがありました。
今回は舞台経験がまだない初心者さんが多く、振付を覚えるのにも必死。
私も最初は「大丈夫かな…?」と思って見ていました。
でも、その心配は良い意味で裏切られました。
難しい振付に何度も向き合い、
繰り返すたびに表情が変わっていく。
できなかったところをまたやり直して、気がついたら音楽に体が乗っている。
先生の言葉は、いつもまっすぐです。
「観客は、初心者かどうかなんて見ていない。
舞台に立つ人としてどう踊るか、それだけなんだよ」
少し厳しいけれど、それが舞台の世界。
その言葉に押されるように、みんなの踊りに“芽”が見えてきます。
最初は形にならなかった振付が、
ほんの少しだけ踊りとして立ち上がってくる。
この「ほんの少し」が、とても大変で、そしてすごく嬉しい。
舞台は、完璧だから人の心を打つわけではありません。
一生懸命やっている姿。
無心に頑張る時間。
その積み重ねが、観ている人の心を動かすんだなと、あらためて感じました。





