バレエの基礎は万能?ジャズダンスとの違いと「何でも踊れるダンサー」が育つ環境
- 伊勢 順バレエ団
- 2 時間前
- 読了時間: 2分
「バレエはできるのに、ジャズダンスが踊れない人が多くて…」
そう話してくれたのは、当スタジオから講師として活躍している卒業生です。
バレエを長く学んでいる方でも、ジャズダンスになると急に難しく感じる理由は、実ははっきりしています。

■ バレエ経験者がジャズダンスに戸惑う理由は“音の取り方”の違い
バレエとジャズダンスでは、
音楽の合わせ方
一拍の取り方
アクセント
体の反応
重心の位置
これらがまったく違います。
長年バレエをしてきた方ほど、体が先にバレエで反応してしまうため、
「ジャズダンスが難しい」と感じるのはごく自然なことです。
■ 当スタジオの先生が言う「バレエはすべての基本」の意味
当スタジオではよく、
「バレエができれば何でもできる」
と言われます。
これは精神論ではなく、バレエが持つ
身体構造に沿った合理的な動き
音楽を聴く力
線とフォームの美しさ
感性の基礎
これらが、他ジャンルのダンスに応用しやすい“本物の基礎力”になるからです。
先生方からの
「ダンサーは音楽を愛し、美術を愛し、詩を愛せよ」
という言葉は、まさにその核心です。

■ 多ジャンルを学ぶことで「何でも踊れるダンサー」が育つ理由
当スタジオでは、バレエを軸にしながら
ジャズダンス
シアターダンス
ミュージカルダンス
ヒップホップ
ストリート
フラメンコ
タンゴ
モダンバレエ
リフトワーク
など、多様なダンスを経験できます。
これが
「バレエの基礎をジャズに生かすテクニックが自然と身につく」
理由です。
ダンサーは技術職。
音楽のスピード、アクセント、雰囲気など、ジャンルごとに“正解”が違います。
ちょっとしたコツを知るだけで、
自分の踊る世界が一気に広がります。

■ 海外に行けなくても感性は磨ける
もちろん、海外は旅費もかかります。
いつでも行けるわけではありません。
だからこそ、
“今日のレッスンを一生懸命にこなす”ことが、感性を育てるいちばんの近道。
頭と心を柔らかくして、
毎日の積み重ねを大切にしたいと思います。





