初めてのバレエレッスンで悩むあなたへ|レオタードとタイツの壁を越えるコツ
- 伊勢 順バレエ団
- 1 日前
- 読了時間: 3分

「大人からバレエを始めてみたいけど、体は硬いし、レオタードを着るのも勇気がいる…」
そんな気持ちを抱えている方、多いのではないでしょうか。私自身も最初は同じ悩みを持っていました。
バレエ初心者が最初に感じる“恥ずかしさ”
バレエに憧れるけど、いざレッスンを受けるとなると、自分には似合わないんじゃないか…そんな不安が頭をよぎります。
特に「レオタード」はハードルが高く、体型が気になったり、他の生徒さんと比べてしまったり…。
私も最初はレオタードの上にTシャツを重ねていました。お尻や足のラインが見えるのは恥ずかしいものですよね。でも、慣れてくると、汗で服が邪魔に感じ、ついTシャツを脱ぐ瞬間もありました。夏には自然とレオタードでレッスンするようになっていました。
10年以上通っている生徒さんに「大人になってからレオタードに挑戦するのは勇気がいりますか?」と聞くと、みんな大きく頷きます。普段着るものではないですからね。
レオタードとタイツは「美しい体づくりのため」
当スタジオでは、基本的にピンクタイツにレオタードです。
これは「見た目のため」ではなく、筋肉の動きや体の使い方を正しく確認するため。黒タイツでも動きは見えますが、ピンクタイツの方が動きが分かりやすく、よりバレエの美しい姿勢を身につけやすいのです。
もちろん、最初からレオタードに抵抗があるのは自然なこと。当スタジオでは、初心者の方は動きやすい服装でOK。少しずつ慣れてきて、自分のタイミングでレオタードに挑戦しても大丈夫です。
レオタードを着ると「体型の意識も変わる」
不思議なことに、レオタードを着るだけで体の雰囲気が変わる瞬間があります。
私も、しばらくバレエを休んで太った気がしていた時期がありましたが、レオタードを着てレッスンを再開しただけで、体型の印象が違いました。これは初心者でも体感できる、小さな魔法のような感覚です。
周りを気にせず、自分のペースで楽しもう
初心者の方は「周りの目」が気になるもの。でも、先生の言葉が心に響くことがあります。
「みんな自分のことで必死で、他の人のことなんて見ていないよ」
この言葉で、ある生徒さんは勇気を出して発表会や公演に挑戦できました。小さなやる気を掘り起こすこと、それが大人バレエの楽しさのひとつです。
まとめ|初心者だからこそ体験してほしいバレエの世界
レオタードは最初は勇気がいるけど、体の動きを確認するために大切
初心者は動きやすい服装でOK
レオタードを着ると体型や姿勢への意識が自然と高まる
周りの目を気にせず、自分のペースで楽しむのが一番
大人になってからのバレエは、初心者だからこそ体験できる楽しさがあります。
まだ一歩踏み出せていない方も、ぜひ気軽にレッスンを覗いてみてください。新しい自分との出会いが待っています。







