できるようになったことと、まだ足りないこと。名古屋のスタジオで見える“本当の成長”
- 伊勢 順バレエ団
- 11月22日
- 読了時間: 2分
今日は、テーマパークダンサーやミュージカルの舞台、劇団のオーディションを目指している生徒さんたちと一人ずつお話をしました。

この一ヶ月で“できるようになったこと”と、“プロとしてまだ足りない部分”。
名古屋のスタジオには、年齢も経験も違う生徒さんが集まるので、一人ひとり伸びるポイントも悩むポイントもまったく違います。
不足している部分を伝えるのは正直難しくて、
「昨日は黒って言ったのに、今日は白?どっちなの?」なんて受け取られてしまうこともあります。
でも、これは決して矛盾ではなく、ダンスにも人生にもある“両面性”の話なのです。
優しいだけでもダメで、厳しいだけでもダメ。
そのバランスの中で心は育ちます。
そして何より伝えたいのは、才能があるから受かるわけじゃないし、才能がないから落ちるわけでもない ということ。
名古屋でダンス未経験から始めた生徒さんが、コツコツ積み重ねてオーディションに合格していく姿も何度も見てきました。

その生徒さんたちに共通していたのは、「自分の手で夢を掴みにいく」と決めた瞬間、集中力も吸収力も変わったことです。
今日、生徒たちの中にその片鱗が少しだけ見えました。技術だけでなく、“心を強く育てる”という一番難しい部分に、静かに火が灯る瞬間でした。
名古屋でダンスを始めたばかりの初心者さんも、オーディションを目指す経験者さんも、その変化の瞬間は必ずやってきます。
ゆっくりでいいから、自分のペースでしっかりと掴んでもらいたいです。





